冷めたわたしのからだ　白い部屋に1人
疼くわたしのからだ　はやく・・・愛して欲しいのに

出会った頃のあなたは　いつも会うたび抱いてくれた
熱くベッドを軋ませて　時間（とき）を忘れさせてくれた・・・あなた...

今も“あの時”のように　わたしを抱いて欲しい
あなたの背中に“また思い出（傷）”を“残し（つけ）”たいの
色褪せていく情熱　孤独に浸るからだ
指先であなたへの愛を確かめる日々...
蹲る身体を反らして胸に手をあて
目を閉じてあなたに抱かれるわたし・・・。
淋しさと虚しさとの間（はざま）で涙を流し濡れているのは
わたしのからだ

感じる・・・1人でも
“正直な（隠し切れない）”わたしのからだ

恥じらいもプライドもすべて
欲望の前では無意味ね。
エクスタシーに縋るわたしを
見下さないで欲しいの・・・

今も“初めての夜（あの時）”のように　わたしを抱いて欲しい
あなたの“存在（重さ）”を感じていたいの
薄情な営みなどいらない　私が欲しいのは、
あなたの愛が欲しいの・・・。