（…。
さて。気を取り直して、ワタシは《十\三番目の宿主》とでも呼ぶべき人物の深層に《意識と呼ばれるモノ》を接続した…《平行世界》という概念。
【彼】は愛情というモノを疑って育ったようだ。其れは、母親に捨てられた事に起き困し、《地平線》をひとつの《箱庭》に押し込めた時、
その後の境遇に依って性質だと思われる。さて、どうしたものだろうか。《其処》には一体何通りの《物語》が生まれ得るのだろうか？
幸い何を否定したとしても《対象》の《心》と呼ばれる機構\の辻褄は、強引にでも合うように出来ているようだ……。

此の悲劇の結末を左←→右すると予\想される《因子》。ワタシは【彼の】ad921d604863662588095---)

「もうやめてくれ。
　それじゃあ、あまりにも哀しいじゃねぇか…！
　俺はバカだからよ…こんな時なんて言ったら分からねぇ！
　だから、この気持ちを歌にするっ！聴いてくれ、Nein！」

[Nein \"First Inspiration Ver. 1\"] 作詞/作曲：Noel

例えば　やり直しの効く　物語を　人生と呼ぶのなら
俺は　今　を　本当の意味で　燃えられただろうか？

クソ\最低なことばかりが　起こる【第九の現実】だけれど
オマエと出逢えたこの《人生》（ロマン）を否定しないぜ
《グラサン、ヴァ二スタメンバー、インタビュアーの三人、市蔵ファミリー、
そして、
愛のある手紙や声援、これまでの俺の人生においては、信じられねぇくらい温かいメッセージをくれたクソ\最高な奴ら》（ローラン、ローラン）

俺は愛されても良いのだろうか？　正直…　裏切られるのが怖いんだ…
それでも《俺が産まれたこの地平線》（せかい）を愛そうと決めた
だから　命の限り歌うんだ!

否定しないでくれ　俺達は　皆　弱い
↙
Nein
　　　↖
　　　　だからこそ　痛み　何かを生みだせる

何が正解か　そんなこと　俺には判らないけれど
だが
《観測者》（たびびと）の数だけ《世界の解釈》（こたえ）があると
《オープニングアクトで訪れた第二の故郷とも言える愛すべき地平》（あのばしょ）で知った

だから
《　遮　光　眼　鏡　型　情　報　端　末　》　（das Ruhrendes,Evolutionares and Vorzugliches Optikgerat）
《いずれ消えゆく人間》（ひと）が必至に生きた《現実》（ものがたり）を
勝手に《悲劇だと決めつけて改竄》（ふこうに）しないでくれ
《与えられた命がその檻の中で出逢い懸命に煌めく場所》（ほしぞら）で
燃えたんだ！

（今夜は月が、いえ星が綺麗ですね。
もし、ワタシの【否定】して来た行為が望まれざる介入なのだとしたら、
やはり、ワタシは何の為に生まれて来たのでしょうか？
いえ、其れを自らの意志で見つける事こそが《存在理由》かも知れませんね。

ならば、ワタシもアナタ以上に救いようの無い馬鹿であると思われるので、
此の《気持ちと呼ばれるモノ》を詩にしたいと思います−−−）

『星空の詩』　作詞/作曲：R.E.V.O.

(《平行世界》という概念。
《地平線》をひとつの《箱庭》に押し込めた時、《其処》には一体何通りの《物語》が生まれ得るのだろうか？

《観測》が《創造》であると定義するならば、
《不可視の自象》を《観測》する事こそ《幻想の自由》である。

其の《幻視》を《解釈》と呼ぶならば、
《第九の物語解釈》は《正解》などはなく、
唯の《理念》を表\す《模型》のひとつに過ぎない。

或る者は《画》で、また或る者は《言葉》で、
其の《解釈》を同胞への《伝言》へと変えるだろう。

《十\年》の歳月も瞬くが如き《刹那》に他ならず、
《世界》を生み出し続ける《神々》の旅は、未だ始まったばかりである…)