受け取った日を覚えているかい
宛名の掠れた旧い詩（うた）を
暖かな灯（ひ）に祝福されて生まれたその詞（ことば）を

錆びた『意思』は抵当に取られ
今日送る『想い』は料金不足
もう咳のひどい『夢』も
脚の折れた『勇気』も
病室の壁を見ている

聞かせておくれよ
あんまりじゃないか

生命（いのち）の名前に奏でた人生（メロディ）を

さぁ！

歌おう　歌おう　魔法のように

しょぼくれた明日がはにかむくらい

歌おう　涙で　砂糖のような

甘く白い『希望』　溶かさぬように

嗚呼　罪深き『愛』の調べ
求めるほど消えて逝く逃げ水

もう筆を折った絵描きも
地図を焼いた旅人も
痛み止めは手放せない

傷に沁みるのは信じていたいから
自分の『価値』を　誰かを　世界の美しさを

さぁ！詩を

歌おう　歌おう　魔法のように

くたびれた『真心』　スウィングさせて

歌おう　イマの　炎が消えて

ローソ\\\クみたいに固まる前に

歌って　おくれよ　そんな顔しないで

このふざけた　セカイを　笑い飛ばそう

行き交う知らない顔が口ずさむのは
一人じゃ心細いから
二人じゃ寂しいから

その誰もが人生を謳っている

Da-ta la-la-la la-la la-la-la la
Da-ta ta-la-la la-la du-la lu-la
ha-ah ah-ah ta-la-la-la-la
du-wa shu-wa chu-wa