小さな　窓一つだけの部屋　甘く　 咽 (むせ)ぶような　あなたの匂いがした
目を伏せ　テーブルを　見つめても　この心臓　悲鳴とめられない
折れそう　そっと触れただけで　小さな身体を　小刻みに震わせ
私の言葉ひとつだけで　潤んでくるその目　愛しいよ

我慢するとか慣れてるつもりだったの　鍵が外れた禁断の扉がほら
音も立てずに開いてゆくよ　二人抱きしめあって　私はあなたに堕ちてゆく
呼吸を止めて　嗚呼！

愛されたい　 陽炎 (かげろう)の姿はsecret　秘めた思い　交じり合う
愛されたい　壊してしまうほどに抱きしめた　secret flame

生まれてきたのは　何故だとか　望む世界はこうだとか　答えのない
言葉じゃなくて　翼が欲しい　貴女　抱きしめるため　私は全てを飛び越える
高く　高く　嗚呼！

愛している　陽炎の言葉はsecret　ノイズがある　世界では
愛している　忘れてしまうほどに飲み込んだ　secret flame

小さな窓辺で　目を凝らして　星の名前を言い合う　そんな遊び
「スピカは二人の星だね」と　小さく呟いて　涙が出た

急に泣き出すあなた　初めて見たから　ぎゅっと　抱きしめ　東の星座見つめる
無言の夜明け　静寂の中で　強く感じる　心　二つが一つになって行く
真っ白な世界　嗚呼！

愛し合う　陽炎は刹那くsecret　 現在 (いま)と 現在 (いま)が交じり合う
愛し合う　禁断の秘める炎で照らす　secret flame

secret flame