澄み切った真冬の空
まるで似合わない入道雲が
さまよって紛れ込んだ
時を漂って次元間違えたようだ

何処から来たんだろう…
思えば思うほど見失って
誰の記憶にも居ない
“独り”に怯えて

ループしてんだ 自己存在の違和感
「あの日あなたを救えたら…」
Looking For The answer 探しにゆこう
安らぎの郷へ

未来からの訪問者
タイムラグクラウドはこう囁いた
「私を覚えてる?」
「この時空超えればきっと思い出すよ」

透き通る白
手を伸ばしてもすり抜けてしまう
探してたんだ、あなたと…
“僕が生きる口実”

愛・夢・希望
なぐさめ合いの常套句使い捨てては
Lie&Secret群れをはぐれ おめおめ浮かぶ

タイムラグ越え 痛み抱え 迎えに来てくれた
さあ二人溶けてゆこう
安らぎの渦へ

最終章でねじれた雲は
真冬の空に溶け込んで
あなたの記憶の中に消えた
もう“独り”じゃないんだ …time-lag-cloud